ゴールデンウィークの、しっぽ
お休みの日になると、お天気がぱっとしないなぁ。
朝から、頭痛がするのでお薬飲んでしまった。
GWのおまけみたいなこの土日もお天気悪そう。
パソコンデスクのすぐそばに換気扇があって、すきま風が入ってくるので、カラダの片側だけ寒い。
肩こり&五十肩に冷たい風は禁物なのに・・・。
半身、保温サポーターを身にまとっていると、なんだかサイボーグになった気分です。
あるいは、大リーグボール養成ギブス?・・・昭和だなぁ。
- 作者: 京極 夏彦
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ざっくりした道筋は、おなじ。主人公は小学生っていうところが読みやすいな。映画の原作ではないんですよね。
村の廃屋で、一人の少年が思い浮かべたことで、間抜けな妖怪・豆富小僧は、ぽん、とその場に涌いた・・・。
ジュブナイル版として書かれ、妖怪とは何かも解りやすく盛り込まれている。
妖怪初心者でもわかりやすいし、ときどき挟まれている小ネタに「京極さんは、どんな顔でここをお書きになっていたのだろう」
と、別の意味でもどきどきしたり・・・。
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こちらは、映画の原作の続編。
相変わらずのへっぽこ小僧ぶりがおかしい。
ただ、あまりの厚さに・・・。
豆腐サイズって言うけれど、コレが標準サイズなんですか。
森 博嗣の小説は、ひさびさですね。
この表紙は、もはや反則ワザといってもいいのでは。
スカイクロラシリーズもすばらしいけれど、その上をゆく。
一切のイラスト、アイコンを廃し、フォントと写真がものがりの緊張感を高めているような気がする。
本体、カバー、帯と、通常の3点セットだけれども、そのデザイン、感じられる思考(大げさか?)が明らかに違う。
図書館などでは、本の保護のために、透明シートでコーティングするところが多いけれども、この本は、図書館泣かせだねぇ。
帯を取っちゃったら、洋書みたいだもん。
こういうデザインが出てくる限り、電子書籍オンリーにはなれないなぁと思う次第。
物語も、静かできりっとしていてCOOLで清々しい。
シリーズの幕開けと言うことで、続編が大変楽しみですが、年に1冊というのは・・・待ちきれないなぁ。