手作りと、読書と、あれこれ・・・

最近の読書

 

しばらくぶりに読んだ本の記録を・・・。

赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE

表紙の感じからすると、女王シリーズかなー、と思ったけれど。なかなかの難解さ。

人形劇とか、からくり人形とかイメージした。

 

「思考」を育てる100の講義

「思考」を育てる100の講義

こちらは、もっと明快なエッセイ、かな。

私は、森先生のウェブ日記が好きなので、こういうエッセイも好き。

ちょっと偏屈な(失礼)ある意味、非常に素直で率直な、大人な人物像。。

 

苦手図鑑 (単行本)

苦手図鑑 (単行本)

何が最強って、北大路公子先生の存在そのものが最強。北の最終兵器といってもいいぐらい。昼間っからおビール飲みまくっていますし。

エッセイだけど、時に幻想小説のような、哲学書のような、でも、人前で読むのだけはやめた方がいいと思う。ぐふふふ、なんて吹き出して不審者のようになるので・・・。

 

つくもがみ (京極夏彦の妖怪えほん)

つくもがみ (京極夏彦の妖怪えほん)

うぶめ (京極夏彦の妖怪えほん)

うぶめ (京極夏彦の妖怪えほん)

京極小説ではおなじみの、つくもがも(付喪神)と、うぶめ(姑獲鳥)の絵本。

「いるのいないの」も怖かったけれど、こちらも怖いよ。ずっと怖いよ。

でもそれは、うぶめが悲しさと悔しさを感じていることに共感できる大人にとっての怖さなのかも。恐怖ではない怖さってなんて言えばいいのだろう。

妖怪絵本シリーズで、うぶめが「悲」。つくもがみが「楽」。この巻の名前が、内容を表していくのかな。

あと、何かな。小豆洗いとか、目だらけとか、ありそうだなぁ。あ、べとべとさんとか?でも、この辺の妖怪を思い出そうとすると、絶対に水木しげるの描いた妖怪が思い浮かんじゃうんだよね。偉大だなぁ、やっぱり。