カラーイラストが美しすぎる「<span style="font-weight:bold;">銀の船と青い海</span>」
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/10/26
- メディア: 単行本
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萩尾望都は、最初から萩尾望都で、いまでも萩尾望都で、これからも萩尾望都なんだなぁ、当たり前だけれど・・・。
勝手に漫画だと思っていたのですが、カラーイラスト50ページ+童話。
そのカラーページが美しすぎて、まだ読み終えていないんだけれど・・・。
古い物は、74年ですから、36年前?!萩尾望都の「お話」というのは記憶にないです。
りぼんや、なかよしは読んでいたけれど、少女コミックは読んでいなかったから、雑誌ではモトちゃんをしらないのだ。そういう意味では、リアルタイムなフアンではないかも。
当時は、コミックは買えなくて、たぶんお友だちに借りて読んだのだと思う。
萩尾望都は、私にとってはSFの巨匠。トーマは別として、「ポーの一族」も、「11人いる」も、もちろん、「百億の昼と千億の夜」、「スターレッド」、「ウは宇宙船のウ」とか・・・。
この辺から、光瀬龍を知り、筒井康隆、小松左京、星新一などの日本のSFを読み始め、その流れで平井和正ウルフガイシリーズに走り、その次は何だかハードボイルド方面で大藪春彦の金狼へとつながり、そこから松本清張や横溝正史など、推理小説系に手を伸ばして、いまに至る・・・のかなぁ。
レイ・ブラッドベリからは、海外SFをちょっとだけ。何故かサリンジャーへ・・・。
あぁ、歳がバレるなぁ。
こうやってたどってみると、このあたりが読書に親しんだ源流のような気がします。
「ベルバラ」も、「はみだしっ子」も、「すすめパイレーツ」も大好きだったけど、読書の幅が広がったという意味では、根っこは萩尾望都なのかも。
とにかく、早く読んでみなくちゃの一冊。