手作りと、読書と、あれこれ・・・

カラーイラストが美しすぎる「<span style="font-weight:bold;">銀の船と青い海</span>」

銀の船と青い海

銀の船と青い海

 萩尾望都は、最初から萩尾望都で、いまでも萩尾望都で、これからも萩尾望都なんだなぁ、当たり前だけれど・・・。


 勝手に漫画だと思っていたのですが、カラーイラスト50ページ+童話。
 そのカラーページが美しすぎて、まだ読み終えていないんだけれど・・・。
 古い物は、74年ですから、36年前?!萩尾望都の「お話」というのは記憶にないです。


 りぼんや、なかよしは読んでいたけれど、少女コミックは読んでいなかったから、雑誌ではモトちゃんをしらないのだ。そういう意味では、リアルタイムなフアンではないかも。

 当時は、コミックは買えなくて、たぶんお友だちに借りて読んだのだと思う。
 
 萩尾望都は、私にとってはSFの巨匠。トーマは別として、「ポーの一族」も、「11人いる」も、もちろん、「百億の昼と千億の夜」、「スターレッド」、「ウは宇宙船のウ」とか・・・。


 この辺から、光瀬龍を知り、筒井康隆小松左京星新一などの日本のSFを読み始め、その流れで平井和正ウルフガイシリーズに走り、その次は何だかハードボイルド方面で大藪春彦の金狼へとつながり、そこから松本清張横溝正史など、推理小説系に手を伸ばして、いまに至る・・・のかなぁ。
 レイ・ブラッドベリからは、海外SFをちょっとだけ。何故かサリンジャーへ・・・。
 あぁ、歳がバレるなぁ。


 こうやってたどってみると、このあたりが読書に親しんだ源流のような気がします。
 「ベルバラ」も、「はみだしっ子」も、「すすめパイレーツ」も大好きだったけど、読書の幅が広がったという意味では、根っこは萩尾望都なのかも。

 
 とにかく、早く読んでみなくちゃの一冊。