手作りと、読書と、あれこれ・・・

iPadで、「死ねばいいのに」が読める。

死ねばいいのに

死ねばいいのに


 発売前のニュースで、題名を聞いたときには、びっくり。
 こんな書名で良いんですか。
 おまけに、先月末には、iPadへの提供がニュースとなり、ますますびっくり。
 実験材料として・・・というコメントに京極さんらしさが。活字文化を愛し、本の価値を信じているからこそのコメントでしょう。

 電子書籍の良さ、いまの書籍の良さ、どちらもそれぞれあるわけで、片方に統一されることはないと思う。(もちろん、コストの問題はあるけれど)書籍の価値は、テキスト(文章)だけでは無いと思うのです。実体としての「本」の形にも価値があるし、装丁、挿画の好き嫌いもあるし・・・。

 検索や持ち運びには電子書籍は便利でしょうねぇ。一日に何冊も必要なときは、荷物も減るし・・・。
 でも、バッテリーってどのくらい持つのかしら。とりあえず、朝から夜までは外で使いたいと思ったら、12時間ぐらいは持ってもらわないと困りますよねぇ。まぁ、私は在宅なので、必要ないか・・・。

 どんな形態であっても、京極さんがたくさん読まれることを望んでおります。その後、お気に入りましたら、書籍もぜひ手にとって欲しいです。テキストだけではない京極夏彦が発見できます・・・。

 って、まわしものではありません。