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手作りと、読書と、あれこれ・・・

新入生はこれを読め(!?)

 有川浩 「キケン」読了。
 痛快な王道ライトノベル。文庫でお安くして、若い子たちにたくさん読んで欲しいなぁ。
 今どきの工学系男子ってこれほどおバカじゃないと思うけれど、かつてはいたかも。工作、爆発、燃焼、ロボット、そして学祭と、工学男子の萌え満載。工学系は、理系より身近で分かり易い。(といってもお勉強のことはほとんど出てきません)これが理系の話だったら、なんとか方程式とか、なんとか解析とか、何とかの定理とか、eとかiとかθとか(すでに自爆気味)、楽しみようがなかったかも。
 有川浩、ラノベ作家と自身で言い切る潔さが好き。
 ライトノベルの定義も、いろいろあると思うけど、読みやすくてメッセージがストレートなので、疲れ気味の頭には非常に染み入りやすく、気持ちに素直になれる。キャラクターがくっきりしているので、コミックを読むようにすいすい読める。自分にとって、読書は娯楽ですから、「すいすい読める」っていうのはポイントです。
 ユナ・ボマーも、大魔神も、お店の子も、悟くんも、みな、生き生きと動いているのでとっても気持ちよい。読んでいる方も、素直に、楽しい学生生活を満喫している「キケン」の人々を、うらやましく思うことが出来る。こんな仲間がいて、こんな日常があったら最高だね。
 最終ページの近く、見開きの挿画(?)に、不覚にもジーンと来たことは内緒。
 懐かしい学生時代を思い出すこの4冊を新入生の課題図書と決定します。

キケン

キケン


鴨川ホルモー

鴨川ホルモー


砂漠

砂漠


夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女


 この4冊で、学生生活のすべてがわかる、はずはないけれど、黄金のキャンパスライフのヒントは、みつかる、かもしれないと思います。